お客様の悩み・相談内容
オフィスの3階を経営者の住まいにリフォームしたい。というお客様3階の３３坪の細長い（5.５メートル×15メートル）の平面なので、どのようにして生活スペースを設計したら、快適な生活ができるか、と相談されました。
宇都宮リフォームの提案内容
事務所として使用していたので、間仕切りも少なくて、解体の費用もあまりかからずスケルトンにして、リフォームの提案をしました。細長いスペースの中心に下からの階段の入口ドアがありました。
全体の構想は、入口ドアを開けると3.5坪の応接間にして、その奥に2.5坪の正方形の書斎にして右奥が12坪の正方形スペースなので、２坪の細長いウオーキングクローゼットにし、残りスペース１０坪に寝室を提案しました。応接間を通過して左奥に１２坪の正方形のスペースはリビングダイニングキッチンに、その奥に細長いスペース（2メートル×5.5メートル）に、トイレ、バスルーム、洗面所を提案しました。
リフォームにこだわった点
ビル全体がRC工法なので内壁の色がグレーなので間仕切り壁とドアの形、ステンドグラスのドア、寝室とウオーキングクローゼットの間はドア無しでアーチ型の入り口、玄関フロアには床から50センチの壁を作りその上に金属製の装飾壁を設置し、ビルの中だとは感じられないような玄関になりました。
寝室は、90センチ幅の窓が1ヶ所だけなので、ダーク（紺色）の布製のロールスクリーンにして、ライトは小さいタイプのシャンデリアをすすめました。
書斎は、１２０センチ幅の両開きの窓なので、明るい黄色の布製のロールスクリーンにして、ライトは今までの天井付の蛍光灯を活用することにしました。応接室は、東側に床から220センチメートルのFIXのガラス壁に45センチ幅の縦窓がついていましたので、幅５センチのアイボリーホワイトのウッドスクリーンを設置し、ライトは吊り下げタイプのシンプルなデザインにしました。
リビングダイニングキッチンは、入口ドアは雰囲気を変えてステンドグラスをお客様に選んでいただき、オリジナルのドアを制作し取り付けました。大変お客様に喜んでいただきました。
１２坪の中にキッチン、食卓、ソファースペースを設置するのには、壁をつけるタイプのキッチンは狭くなってしまうので、正方形の4分の1のスペースに、リビングルームと同じ空間なので、ちょっと豪華な人口大理石のカウンター付きアイランドキッチンを設置しました。
食卓を丁字の用に置いたら少ないスペースに収まり、ソファースペースがゆったりとした空間になリ、元々ビルなので天井高が３メートルあるので、ライトはシャンデリアを食卓の上、ソファースペースの上にと２機設置し、キッチンは手元灯と全体を明るくする大きめのしゃれた天井灯にしました。
壁の一面はガラスで、FIX（220センチ×５００センチ）の両サイドに窓（４５センチ×220センチ）がついています。カーテンよりも幅5センチのアイボリーホワイトのウッドスクリーン（220センチ×160センチ）を3本、設置しました。
最後に、浴室が問題でした。色々なメーカーのパンフレットからスペースに合う浴室を見つけました。トイレのドアを取り付けるのは無理ですので床から90センチの高さで幅６０センチの目隠しの壁を作り、その上にアロマオイルなどをおくようにし、洗面台は小さ目のしゃれたものを提案し、浴槽も人口大理石の湯温がさがりにくいものを薦めました。
完成してからお客様にはとてもビルの中とは思えない、アットホームで素敵でモダンな住空間が出来上がり、プライベートの執務室まで設計に組み込んで頂き、大変 喜ばれました。
