お客様から、高齢の父親と同居することになり家族は夫婦と子供1人の3人+高齢者で全員で4人で生活するようになります。マンションの広さは、4LDK(25坪)です。介護をするようになっても、介護しやすいようにリフォームしたいという相談を受けました。

リフォーム内容は、中古マンションなので、トイレ、キッチン、バスルーム、など取り替えることが発生しますので、それぞれ工事をするよりは、予算の点でもスケルトンリフォームをお勧めします。基本的には2LDKが良いと思います。

トイレとバスルームは排水管の位置の関係で今までと同じ位置でどちらも介護のしやすい設備を提案します。洗面化粧台は常に2人でも使えるように見本のような機器を選ぶと良いと思います。

キッチンは、 同居人が増えるので、なるべく広いスペースを確保することをお勧めします例えば、アイランドキッチンとか、カウンターキッチンが良いと思います。それには、全体のスペースを少しでも広く確保する必要がありますので、押し入れ(1間、×3個、1.5坪 )を2個を解体し、その代わりの収納スペースを、マンションは 天井から梁が出ているので、梁を利用して、(3600㎜×500㎜)収納スペースを、2個所天井からオリジナルの収納スペースを作りました。

人数の関係で、個室を1部屋(高齢者用,3坪)、家族3人分の寝室(5坪程度)を設計してその他、のスペースはリビングルーム,ダイニングキッチンを組み込むと、明るく開放的に、家族のみんなが、一緒にくつろげるようにしました。

間仕切りを最小限にすることで、ドアの数も少なく、予算も少なくなり、その予算で、大きい窓のガラスは宇都宮の地域では寒さが厳しいので二重サッシを取り付けると提案し、でもマンションは、外部の工事はできないので、全ての窓にインプラスの窓枠を取りつけ、広いLDKが完成し、高齢のお父様の行動の気配が感じられるようになり、明るく、暖かい、安心して過ごせる部屋に変身し、依頼主様から大変喜ばれました。